AI理論:ベイズの定理
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AI理論:ベイズ則

ベイズ則とは「同時確率」P(x,y)

>x,yが同時に起こる確率のことを表す。

例)x=男、y=小学生 が同時に起こる確率のこと

 

大事なのが「独立性」

p(x,y) = p(x)/男の確率✖️p(y)/小学生の確率 x、yが独立に成立する状態

>独立=お互いの確立に影響を与えない。

 

p(y)/小学生の確率 = ∮p(x,y)d(x)

                          >N/Σn=1 ∮(x0) ✖️xn =1

                         >男である確率を全て足すと1になる

条件つき確率

p(x|y) = p(x y)/p(y)

yが前提でxが起こる確率を表す式

 

例)サイコロ[1,2,3,4,5,6]

x = 4以上

y = 偶数

p(x|y) = p(xy)/p(y) = 2/6/3/6=2/3

p(x,y):偶数かつ4以上の確率 = 2/6

p(y):偶数の確率=3/6

>yが偶数の時、4以上の確率

 

ベイズの定理

条件つき確率

式1

p(x|y) = p(x y)/p(y)

p(x|y) = p(x y)/P(x)

これが以下のように式変形可能

式2

p(x y) = p(x|y)p(y)

p(x y) = p(y|x)p(x)

ここからさらに

式3

p(x|y)p(y) = p(y|x)p(x)

と表すことができる。なぜなら式1は2つともp(x|y)を表すから

式1の双方の式の右辺は等しい

式4

p(x|y) = p(y|x)✖️p(x)/p(y)

これがベイズの定理

 

ベイズの定理を機械学習で使うには?

データセットD{xn,tn} n=1の時

パラメータθの最適化をする際に使用する

p(θ|D) = P(D|θ)p(θ)/p(D)

分解解説

P(D|θ):尤度関数・・・パラメータθ前提のDの確率

P(θ):事前分布 パラメータの確率

P(D) : 定数

 

ポイント

・パラメータθの事前情報を入れることができる

・尤度関数を利用できる

・横軸パラメータθ、縦軸確率が一定ではなく、分布を示す時

 活用できる